国の施策について

さて、当時ここで国がとるべきこと、施策は、どっちだったろうか。
つまり、医療機器、ペースメーカーなどに、電磁波の影響を受けないようにつくらなければ安全の規格を満たさないから販売禁止にするべきだったろうか。それとも携帯電話のメーカーに電磁波を出さないような次世代商品を開発しろとするべきか。またシルバーシート付近での携帯の利用を遠慮してもらうような啓蒙を、交通機関の各社に勧めてもらうべきだったろうか。(ウザイといえばウザイけど)

「携帯の電波くらいで誤動作するような医療機器を作るなよ」というのも一理はある。だが、ペースメーカーのほうが先に存在していたし、そしてずっと高額で、必要としている人の経済的負担もかなり大きいんじゃないかと思う。俺は、ペースメーカーをすでに使っているような人に、さらなら負担を強いる施策をとらなかった国の姿勢を認めたい。携帯電話のキャリアやメーカーに改善を求めた施策でよかったと思う。

現時点では、新たに販売される携帯電話は、医療機器などの影響がないようになっている。実験の結果も公表されている。国のガイドラインにそって、携帯キャリアさんや、機器メーカーが努力した結果だと思う。もう「携帯が医療機器に影響を与える」ということはなくなったと言ってもよさそうだが、まだ影響を与える可能性のある世代の機器が使われている今日、やはり「携帯電話は医療機器に影響を与える可能性がある」のままでアナウンスされているが、あと数年のことだろう。

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ペースメーカーと携帯電話
ペースメーカーのような機械が世の中に出たころ、まだ携帯電話なんてそれほど広がっていなかった。数キロの重さのある機械をたすき掛けにして持ち歩くか、自動車電話くらいなもんだった。今の携帯とは別のものと思ったほうがいい。 ペースメーカーなんかの開発、製造のメーカーにしてみれば、(昔の)ガンガン強力な電磁波を出しちゃうような機械がこれほど身近に大量に出回るなんて想定外だわな。 どこぞの学者さん
国の施策について
さて、当時ここで国がとるべきこと、施策は、どっちだったろうか。 つまり、医療機器、ペースメーカーなどに、電磁波の影響を受けないようにつくらなければ安全の規格を満たさないから販売禁止にするべきだったろうか。それとも携帯電話のメーカーに電磁波を出さないような次世代商品を開発しろとするべきか。またシルバーシート付近での携帯の利用を遠慮してもらうような啓蒙を、交通機関の各社に勧めてもらうべきだったろうか
じゃあどうするか
今、俺が使っているのは、比較的新しい世代のスマフォで、医療機器にダメージや誤動作を与える可能性はない。PHSもあるのだが、このPHSの使っている帯域は影響がなく、病院でも先生達が使っていることもある。 それでも、俺は、スマフォもPHSもシルバーシート付近で使うつもりはない。 実際にペースメーカーなどの医療機器を使っている人は、昔の携帯電話が医療機器に影響を与える可能性があるというアナウンスを聞